そして6月

いつも応援ありがとうございます。
忙しくさせて頂き5月も瞬きする間もなく終わった様な気がします。
踊る仕事とというのは見る仕事でもあり、振り付け家の動き、仲間の動き、己の動きなどを眉間にしわ寄せ見続けるのでなんだか人相も悪くなっているかもしれません。

さてこの春は素晴しい事が幾多起きまして順繰り思い返していきたいと思います。
まずは5月の頭に豊橋にできた新しい劇場の木片落とし公演に出演しました。
さすがコンドルズ、がっつり客席と一つになって、あまり劇場に足を運ばない方々にも2時間かけてゆっくりジワジワと理解していただいた(?)気がしました。

そして立て続けに埼玉公演。
実験的なコンセプトで臨むコンドルズ埼玉公演ですが今回はちょっと特別な作品になったような気がします。
照明の坂本さんのインスピレーションが半端じゃなかったようです。さすが宇宙人。ピコピコ。

6月頭。
つい昨日の事ですが新潟市内にて土佐まり子モダンバレエ研究所にて僕の作品「Under the sun」を振り付けし上演いたしました。
中学一年生から土佐まり子先生まで21人のダンサーが同じ身体性を目指し、作品のテーマを共有して作品を作り上げる姿はこれからの自分の活動に大きな意味を与えてくれた機会でした。
再演する事で見える作品の輪郭と再演する時のダンサーによって作品のベクトルがぐにゃっと曲がる発見がありました。
これから僕は人と作っているんだという事を心に大きく留めてやっていきたいなと思ったのです。

そして、そして
イキウメ!!
最近ちょろちょろ稽古場に呼んで頂いて口を出したり出さなかったりしているのですが、今回も新作「獣の柱」に動きをつける事になって遊びに行ったんですが。。。
僕が作品を見て感じた事は作家、演出家である前川知大が充実した時に居るという事です。
その環境や状況が作品の話しに大きく関わっていた気がして規模というよりアイディアの範囲の拾いストーリーに仕上がった気がしました。
劇団員の方のパワーアップもすごく感じたんですが、やはり池田成志さんの影響がでかいなと思いました。あんな男らしい役者さん。舞台人の先輩に出会えた事はとても光栄です。
ああいう柔軟で頑固な舞台人になりたいです。頑張ります。

とまあ5月、6月の目白押し感は本当に凄まじいです。。。
今週は平山素子さんの新作公演。
そして月末にはNOCON2です!!

何卒宜しくお願いします。

平原慎太郎

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