今年は6月の予定がスポッと抜けてちょい早めの夏休み兼準備期間頂きました。
毎度の事ながら休みになると途端に何をしていいか分からない日が数日続き、あたふたしてる間に休み終了みたいな事になるのだけれど、今年は制作の橋本さんがいろいろ画策してくださり後半その準備で集中して過ごせた。
休みになると本を開く事が多いのだけれど最近は読む量減ったなー。
昔は雨の日に単行本持って散歩出て喫茶店なんかでダラダラと一冊読んじゃうとかやってたのになー。それよりも音楽を掘る事や更には文章書いたりする事の方が多くなってきてる。
自分の中に起きた何かを形にして周りのものと並べる。そこから自分に返ってくる感触で次の準備や新たな創作をするといった循環が起こってるみたい。
先日ずーっと世話になってる友人(大先輩だけどもー)津村禮次郎さん(レイさん)の映画見てきた。
カメラの前でも居酒屋でもスタジオでも変わらず淡々と目の前で起こる人間の創造性と身体とのジレンマと実直に向き合う姿勢、冒頭の自身の年齢の話しも痺れたなー。
何より宿命のようなものに沿って自身の体を持って進み続ける姿はジャンルとか年齢とか関係なく惹かれる。与えられた出会いを取りこぼさずに暖める姿勢はとても魅力的だった。
これからも少しでも彼の言葉を理解し、自身の糧にしながら彼を少しでも刺激できる人間でいたいなぁと思うけど、格の違いを感じてしまった。
僕のやってる事には形も何もないのだけど精神性だけはこういう方から教えられたものを継承していきたいなと思う。
津村禮次郎「躍る旅人」
その背中を追い続けます。
平原慎太郎